43

全日本選手権に出場されたみなさんお疲れ様でした。

トライフォース柔術アカデミーは、二年ぶり二度目の団体優勝を果たしました。トライフォースの名を背負って出場してくれた全てのみなさんの健闘に感謝します。ありがとうございました。

副賞の世界柔術2013チケットの贈呈者は、今大会で優勝した各支部のチャンピオンの中から抽選で選びたいと思います。次回コンペクラスの際にトオルさん、シバモンと選んで、発表させて頂きます。

いつも申しておりますが、柔術の団体優勝は、個人戦の積み重ねによって結果的に得られるものですので、特別にそれを狙ったりすることはありません。

自然な形で、結果的にそのような栄誉と副賞を得られたならば、とても喜ばしいことだと思っています。

池袋道場では、私は試合出場の勧めや大会告知をする事はほとんどありません。今大会も告知こそ多少したかもしれませんが、「みんなで出ようぜ!」的な話をすることは全くありませんでした(後述致しますが、それは私の中である思いがあるからです)。

しかしふたを開けてみると、全日本選手権とノービスオープンには、いつも以上に多くの生徒さんが参加してくれていました。驚きを覚えるのと同時に、みなさんの向上心の高さに改めて感心致しました。

「柔術は護身術だ。負けないことが最も重要であり、負けないための戦い方をしなければならない。しかし試合は自分が望んで出るものだ。だから前に出る戦い方をしなければだめなんだ。」

私は師である平先生からこう教わりました。また平先生もカーリー・グレイシー先生からそのように教わったと聞きます。

私自身、「試合に出ろ」と先生から言われた事は一度もありません。誰に背中を押されるでもなく、尻を叩かれるでもなく、ある日自分で意を決し、やると決めた戦いだからこそ、覚悟も定まるものです。

実際の勝敗にかかわらず、試合を通して、昨日の自分より一歩でも前に進めたと思えたならば、その時点でみなさんはある意味の勝者であると、あえて言わて頂きます。

トライフォース総代表
早川光由