2007年12月
明日、月曜日はマッチョドラゴンこと石川祐樹の最終クラスです。
3年以上の長きに渡り、本部の指導を担当してもらいました。ストライプル時代も僕がブラジル修行行っている間は、留守の指導を担当し、道場を守ってくれていました。そんなマチョドラも遂に卒業であります。
ありがとうマチョドラ。フォーエヴァーマチョドラ。君がいなければ僕はトライフォースを設立していなかった。君はいつも僕の背中を押してくれ、支えてくれた。時には叱咤激励してくれた。
僕がしたことと言えば、『皮算用』というあだ名を付けたことくらいでした・・・。
僕ら指導員は昼に一緒に練習しますので、あまり変化はないのですが。
会員のみなさんにとっては、名残惜しいばかりの日になるかと思います。お時間ある方は集合して下さい。
来年はナオさん、トオルさんも無事卒業出来ることを祈っています。トライフォースの大航海時代、新時代の幕開けとなりますように。
本部も廃墟とならないようにがんばります(汗)!
早川
あまりの忙しさにブログの更新が全く出来ずじまいでございました。。トオルクラスだけが置き去りでした。
柔術レジェンドに、渡辺直由と植松直哉君のインタビューが掲載されています。
ふたりとも護身術としての柔術のアイデンティティーについて語っていました。
いくつか技も披露していますね。
その他のインタビュー、ヒクソン、ホリオン、ヒーガン、ヘンゾ、ジャンジャック、ジャカレー先生、アウベス先生、全てが興味深く、新鮮で、素晴らしい内容でした。
やはりレジェンドと呼ばれる諸先生方でも、それぞれ柔術観、柔術に対して抱いているアイデンティティーは違うのだなぁと改めて分かりました。
きっと一人につき、ひとつの柔術観があるのでしょう。それらは全て尊重しあうべきものであり、どれが正しくてどれが間違っている、というものではないと思います。
僕自身は、カーリー・グレイシーの流れを汲み、平直行先生から学んだ、セルフディフェンスとしての柔術を理念の中心においており、なおかつ競技としては、アレッシャンドリ・パイバ先生から学んだアリアンシの技術、コンペティション・ステラジディーを指導しています。
簡単に言ってしまえば、これが僕の柔術スタイルです。
僕が黒帯を授与した渡辺、植松が、その理念の中心にセルフディフェンスを据えるのは、系譜として必然であるのかもしれません。しかしこれは、彼らが競技者としても一流であるからこそ、説得力を持つ理念となっていることを、付け加えておきます。
これから、彼らの柔術観も発展し、変化していくことと思います。別に悪い意味ではなく、長い年月を経れば、僕の中のそれと、完全に同一視出来るものではなくなっていくのかもしれません。そうやって、柔術は発展し、進化していくのではないでしょうか。
早川